「だって、前大っ嫌いだって……」
「あー……」
恥ずかしそうに目を反らしてから、
「多分、良輔に妬いた。」
「嘘……」
「本当。いつの間にか、俺もお前が好きだった。」
嬉しすぎる。
涙がまた溢れる。
「だーっ!泣くなっ」
焦ったようにわたしの顔を伺う。
「す…」
「す?」
「好きぃー……」
桐谷君に思いっきりしがみつく。
桐谷君も、背中に回してる腕を強くする。
「なぁ。」
「うん?」
「劇、どうなってんだろうな?」
「うん……」
――その頃、体育館は…。
「どうなったの?」
「てか劇は?」
「あの2人の続きみたーい」
ごちゃごちゃな感想が飛び交うなか、

