「ごめん良輔君。応援、してくれたのに…」
ギュッと制服のスカートを握る。
「梅ちゃん……」
わたしの頭をポンポンと撫でてくれる。
「う……りょ、…すけくん……」
良輔君はわたしをあやすように、腕の中に閉じ込めてくれた。
「よしよし」
「良輔君……お父さんみたい。」
「ふははっ、何それ〜」
クスクスと笑い合ってると
「………良輔?」
「蓮」
呆然としている桐谷君。
久しぶりに会えて、嬉しいのと、気まずさで感情がごちゃまぜになる。
こんな顔見られたくない!
そう思って良輔君の後ろに隠れる。
「…あーそうかよ!好きにしろよ。」
桐谷君は、わたしを鋭く睨み付けてから近くの椅子を思いっきり蹴っていなくなってしまった。

