「良輔君」
「ん?」
少し元気のない顔。
「わたしは、そうは思わないよ。ほら…恥ずかしいとか、あるじゃん?」
必死の言い訳を浮かべる。
これはちょっとキツいかな?
「……そっかあ!だからか!」
…良輔君が鈍感でよかったー。
「そうだよ。」
「スッキリ!さ、帰ろ?」
「うんっ!」
良輔君と話をしながら家路に向かう。
「あ、メアド交換しよ?」
「いいよー」
そうしーん、じゅしーん、なんて言って笑い合う。
「じゃあ、また明日ね」
「ばいばーい」
ご丁寧に家の前まで送ってくれた。
そうだ!
梓にメールしよう。
そして、梓にさっきのことと、誤解してたことと、梓の好きな人の話を書いて送信。

