梅ちゃん!




「違うよ、今日はゆっくりご飯食べてた。」

「もう……」


莉奈は苦笑いしながら、行こう。とわたしを促す。

歩いて15分。自転車で10分の学校。


「……いよいよ今日だね。」

「うん……」


胸がドキドキする。

入学して半年、わたしは今までで一番緊張している。


「あ…華子、いたよ。」


莉奈の視線の先には、わたしが片想いをしている、桐谷蓮(きりたにれん)君。

バスケ部のエースで、学年のイケメン男子トップ3に入っている。


「今だよ華子!行け!」

「うん!」


わたし……今日、桐谷君に告白します。

入学してからずっと好きだった桐谷君。


もう見てるだけの片想いは嫌で、告白することを決意した。