梅ちゃん!




――そして、今に至る。


「……なんでコイツが寝てんだよ。」


数十分後、目を覚ました俺は、肩に重みを感じた。

それは、コイツが俺に寄りかかって寝てるから。


「おい、起きろ。」

「んぁー……きり、たに……くん」


俺の名前!?
寝言かよ……。

てゆーか、コイツって、俺の周りの男子がみんな言ってる“梅ちゃん”じゃねえの?

本名は知らねえけど、結構なかわいさ。


……でも、今こうして寝顔を見ると、ガキだなって思う。


キーンコーンカーンコーン


授業終了のチャイムが鳴る。

やっべ…次体育だ!
体育は出たい。


「んー……」


タイミングよく、女が起きる。


「もう授業終わったぞ。」

「ふえぇ〜……?」


まだ寝ぼけてるのか、半目。