桐谷君、本当に強引だ。 何でだろう…… 「ねぇ桐谷君」 「んぁ?」 桐谷君の自転車の後ろに乗って動き出す。 わたしは桐谷君の背中に腕を回してしがみつく。 「明日からまた、お弁当作るね」 「あぁ」 「一緒にご飯食べようね」 「あぁ」 「いつか試合見に行くね」 「あぁ」 もう…… 桐谷君あぁしか言わないし! よぉーし…… 「桐谷君、ずっとずっと一緒にいようね」 「あ、あぁ」 ちょっと変わった! 「桐谷君、大好きだからね♪」 「……」 急に自転車が止まる。 ?? どうしたのかな……