「なかないで?」
「これあげるー…」
小さなピンク色の花。
「ありがとう…」
「えへへ…」
2人はニコニコしながらブランコの所へ行った。
……暫くは、頭を冷やしてみよう。
わたしは小さな花を持って、立ち上がった。
その日桐谷君に送ったメール。
『今日はごめんなさい。
心配してくれたのに、あんな態度ばかりとって…
暫く考えたいことがあるので、少しの間距離をおかせて下さい。』
…こんな選択をするなんて、自分でも驚いてる。
でも、このままじゃダメなんだ。
里沙ちゃんにも、桐谷にも、向き合わなくちゃ。
だからそれを考える、時間を下さい……。

