そして放課後、わたしは真っ先に桐谷君の元へ向かった。
きちんと話をするために。
「桐谷なら、部活行ったよ」
と言うクラスの子を信じて体育館に行く。
そこでも
「バスケ部は今日外で走ってる。」
と言われ外に。
走っている集団を見つけ、声をかけると、
「蓮は今日部活休むっていってたよ?」
「ありがとうございました」
……会えない。
謝りたいのに。
なんでこんな時に限って……
でも、諦めない!
わたしは桐谷君の家に向かう。
すると家の前に桐谷君の姿。
「きりたにく……」
声をかけようとして、やめた。
だって、桐谷君の家から出てきたのは、里沙ちゃん立ったから。
ズキズキと胸が騒ぐ。

