「実は…」
桐谷君のこと。
里沙ちゃんのこと。
そしてさっきのこと。
全てを2人に話した。
「…梅川さん、泣かなくていいのよ」
話しているうちに、涙が止まらなくなった。
そっとわたしの背中を撫でてくれる。
「そっか…。里沙帰ってきてたんだ。昨日部活にいなかったからさ。」
良輔君も真剣に考えてくれてる。
「梅川さんの腹痛は、きっとストレスや、いろんなことを考えすぎちゃったからね。あと、睡眠不足でしょ?」
「はい…」
先生はなんでもわかってしまう。
「ダメよ?ちゃんと寝なきゃ。」
「はぁい…」
一時間目が始まるチャイムが鳴る。
「あ、俺行くね。じゃあ」
「ありがとう、良輔君」

