「……」
わたしも黙って2人のやり取りを見つめる。
「蓮、今彼女は?」
「あぁ…上にいる。」
と言ってわたしの方を指さす。
リサさんがわたしを見る。
うわ…
すっごい整った顔立ち。
大人っぽい…
でも、あの顔どこかで……
「こんにちはっ!」
満面の笑みでわたしに挨拶をするリサさん。
わたしはペコリと頭を下げる。
「今日は帰ります、先輩」
桐谷君が帰り支度を始める。
リサさんのため…?
「華子」
大きな声でわたしを呼ぶ。
「下りてこいよ?」
優しい笑顔で床を指さす。
「……うん!」
利奈に謝ってから下に下りる。
みんなからの視線が痛かったけど、桐谷君がわたしのことも考えてくれたのが嬉しかった。

