「寒いねー!」
はぁーっと白い息を吐く。
桐谷君も白い息を吐きながら歩く。
「……あ」
桐谷君が上を見たから、わたしも上を見る。
「……あっ」
上から白いものが落ちてきた。
「ホワイトクリスマスっ!」
きゃあきゃあはしゃぐわたし。
隣で桐谷君も微笑む。
「華子、目瞑れ」
何されるんだろう?
今日はよく華子って呼んでくれるな。
手がかゆい…
なんて考えてると、
「おっけー」
目を開けると、手首にブレスレッドがついていた。
「か、わい〜」
これ、高かったんじゃ……
「気に入ってくれてよかった」
「あ、わたしからもっ」
ガサゴソと鞄をあさる。

