こいつの格好は、白のVネックのニットワンピに
キャラメル色のコートを羽織って
そして、膝の上まであるブーツを履いている。
これぞまさしく、萌えの領域。俺好み。
おまけに、メイクもして、髪の毛だってふわふわに巻いて うさぎみたい…触りてぇ…
こりゃ、理性保つのも大変だ!
「あたしの、格好なんか変かな?」
「いや、今すぐ喰べ…あっ、と」
つい変なことを口走るところだった…
「ん?あ、もしかしてお腹すいてたの?」
「へ?は、まぁ…」
誤魔化せんのかこれで?
「あたしもお腹すいてたの!
なんか緊張して…」
き、緊張して!?
可愛過ぎるだろこれ!!!!
「一緒だね♪どこで食べよっか?」
「駅前にできたカフェに行きたいなー」
「僕も行ってみたかったんだ!」
あ、これは本音。俺、かなりの甘党だから…
「じゃあ決定!行こっ♪」
「うん!」

