社長と極上の生活



「最近、様子がおかしかったから」


「……ごめんね」


「杏花が謝ることじゃないだろ」


「でもっ……、私、要を避けてしまったし」


やっぱり、避けられてたんだ。


「で?……予定日はいつなんだ?」


「予定日って何?」


「予定日は予定日だろ」


「え?……ん?……何のこと?」


意味が分からないといった感じの表情を浮かべ、


何度も俺に首を傾げて来る。


「2人目、デキたんじゃないのか?」


「えっ?!……まさか、出来てないよっ!!」


「えっ………違うの?」


「うん。だって、今、生理中だよ?」


「え……。じゃあ、何……?」


「え?……あ、……あのね?」


完全におめでただと思っていたら、


まさかの返答に脳内大混乱。


しかも、俺の目の前の愛妻は


俺の胸に額を預け、恥ずかしそうに俯いた。


「何で、……俺、避けられてたの?」


「っ………」


杏花の行動の理由が知りたい。


様子からして、浮気ではなさそうだけど。


じっと彼女からの言葉を待っていると、