「俺より先に、斗賀に飲ませる気か?」
「へ?」
「斗賀は飲みたい時に飲めて、俺には余り物ってワケか」
「……はっ?」
一体、何を言い出すの?
要の主張を鵜呑みにすると、
お腹を空かせている斗賀より、
自分に先に飲ませろって事よね?
そもそも母乳って、赤ちゃんの栄養源だし、
斗賀が飲みきれない母乳を
要が飲みたいって言ったんじゃない!!
溺愛というより、激愛の嫉妬丸出しだわ。
要の瞳から斗賀に対して、
レーザービームのような視線を感じる。
私は内心やれやれ的な気持ちで、
「ごめんね、要。斗賀はお腹を空かせてるから、ちょっとだけ……ね?」
子供に諭すような声音で語り掛けるのだが、
要はムッとした表情で私の胸元を見据えている。
そんな視線を感じながら、斗賀に母乳をくれ始めると、



