「俺以外の男を見て欲しくない」
「へ?」
「幾ら、赤ん坊でも男は男だろ?」
「………」
―――――それって……。
生後間もない新生児に対して
嫉妬してるって……事?
それも、自分の息子に。
彼の顔を伺おうと見上げると、
「見るな」
「えっ?」
「嫉妬心丸出しで、バカみたいだろ……俺」
フフフッ。
要ってば、可愛い。
息子に嫉妬して、
それを恥ずかしがるだなんて。
「でも、要?」
「ん?」
「男と言っても赤ちゃんだし、毎日の事なんだから仕方がないでしょ?」
「………」
「それに、村岡さんや要にばかりお願い出来ないわ」
「ッ!!……そんな事、分かってるって」
私の言葉に苛立ちを露わにする要。
けれど、その彼の行動さえも嬉しくて堪らない。



