連れられたのは、木が生い茂る校庭の隅。 木陰がまるで俺の気持ちを反映しているかのように暗い所だ。はい、どよよーん…… 「……なぁ」 律が珍しく俺に話しかけた。大抵話しかけるのは俺からで。 呼びかけるだなんて俺を阿呆とか花畑とか罵倒する以外ではあまりない律さんが俺に呼びかけた。 「生徒会入るのか?」 は?まさかそんな事? 「まっさか律さん。冗談キツいぜ!」