「お前さっきから…」 「あっれー?してくれないんですかー?」 「〜〜〜〜〜〜っ!」 この借りは必ず返すみたいな目で見られても痛む良心などもはや存在しない。何故なら俺の大事に温めておいたファーストキッスを奪ったからね。 「ほぅ…雪をポンコツ呼ばわりで俺様をネタにするとは…やっぱり大した奴じゃないか」 「いいえ。俺は弱者で欲深いだけです」 か弱き生徒なのだ。