「それに、俺も男だし。律と居ると変な事考える…から…」
「変な事って？」
まさかのソレ聞いちゃう！？
「…いや、あの、聞かない方が…身のためです…」
ただでさえアレなのにさらに不快な気分にさせちゃう！
「良いから言えよ」
うわ―――――ん！！
会長と言い律と言い今日は何で皆して冷たいの！？
そんなに俺の告白は悪い事なんですか！？
しかも、ホラとか言って先を促してくるし。
律の眉間に皺寄ってるし。余計に言いにくいだろ！
でもやっぱり目の前の律さんが恐いので渋々俺は白状する。
「そりゃあ、アレですよ…もっと抱き付きたいとか…」
「とか？」
まだ言わせる気!?
マジ鬼畜。つか律さんも嫌なんだから聞かなきゃ良いのに！鬼！
そして律が恐くてさらに続ける俺はバカ。
こんな事言ったら律に余計に嫌われるって分かってんのに…
