「んじゃあ、槙の好きなもんおごるから。何が食べたい?」
俺はそんなに安くないし簡単じゃないんだ。
「俺が好きな料理は律の手料理だからな!草笹先輩に俺のブロークンハートを癒せるわけがないんだ!」
ざまーみろ。
「…つまり香川には簡単に懐柔させられるって事か…」
ゾクリ…
……あれ?姉貴居ねーはずなのに一瞬ものすごい寒気がしたぞ…?
「槙、しばらくは俺と園の交代ですごそうな。香川は暫く忙しいから」
…え?マジで?
「律は…今何してるんだ?」
「さぁな。俺に聞くより香川に聞いた方が良いぞ。俺が勝手に言ったら殺されそうだ」
律さん居ないなんて…俺、寂しいじゃないか。
はい、せーの。ショボボーン。


