「なぁ、槙」
朝からそのゾクリとする声色止めて下さい。朝弱いの。フクロウなの。夜が得意な大人なの。…き、昨日のは偶々だ。偶々。天変地異だ。
「一緒に入る?」
ガラガラン…
姉貴が卒倒した。…何で姉貴が倒れるんだよ。何も言われてねーだろ。
「断固拒否!!」
俺はリビングの扉を開け、急いでお風呂場まで駆け出した。
シャワーを浴びてサッパリすると皆もう起きて朝食を食べ始めていた。
「槙、今日の朝食まさかの律君が作ってくれたのよ」
「え?姉貴じゃねーの?」
「あの子は台所で倒れてただけよ。その間に律君がやってくれたのよ」
成る程。という事はだな…


