「…お前ら、俺の話聞いてるのか?特に篠原」
「……聞いてます」
煩悩今だけ消えてくれ!
「袋叩きにされるのはお前なんだぞ?」
分かってますよ、そんな事。
律はかっこいいからな。
別に俺は“あの”姉貴に育てられたんだ。
父親も警察官だからケンカはわけない。律には負けてるけど。
萌えのためなら対処くらいいくらでもするさ!
「律のファンクラブにやられるかもしれないんだぞ?
まだ正式に認可されてないからな。何するか分からねーぞ?」
「あはは。何とか…「は?何だそれ?」
俺がかるーく流そうとしたら、律がドスの聞いた声で聞いてきた。
律さん恐っ!めっさ恐っ!
前から知ってたけど恐っ!


