「本当は3人でギュウギュウ大作戦からのウハウハが理想なのだけれど…まぁ、2人の方が…」 「…姉貴?」 何をブツブツ言ってるんだ? 「ま、それでも良いわ」 急に笑顔になった。なんか恐い。 でもとりあえずOKしてくれたみたいだ。やった、俺布団で眠れる。 「やっぱり今日の姉貴は優しいな!」 「私はいつでも優しいわよ」 そう言うと布団をドサリと置いて部屋から出て行った。 「…槙の姉は2人分の布団を軽々しく運ぶんだな」 会長はまたポツリと小さく呟いた。