「あんたケータイ小説読むのは勝手だけど

 受験勉強やんなさいよー。」

「わかってんだけどさー、なーんか

 イマイチ実感わかないの。」

「落ちちゃって、運命逃がしても

 あたし、知らないよー」



そう言って自分の席に戻って行ったゆっこ。

なんか、ピリピリしてるー。

だけど、運命逃がしちゃうなんて

ぜーったいやだ!

だって、絶対に素敵な恋をするって

決めてるんだもん。