kunnさんの計画は余程執拗に出来ていた。
自らの計画が頓挫するときに、代わりのテロ攻撃が始動するように
組み込まれていた。
合法ドラッグと、小型核兵器の返品と、捜査員の潜入が 三つ重なったときに、
爆破されるシステムになっていた。

その計画を熟知していたのは、私と管理官だけであった。
私は 管理官の命もあって、捜査員潜入前に銃で攻撃した。
潜入は回避されたが、私の罪状はさらに重くなった。