〜桐子side〜
六時間目 -体育-
やばっ…記録記入するためにシャーペン持ってくるの忘れてた!
あたしは、授業に少し遅れながらも教室に戻った。
走って教室に入ろうとしたとき、
人影がみえた。
…え。
なんで、こんな時間に教室に人が…?
てゆーか、なんでりいやが…?
私は扉の向こう側から、りいやの行動を見ていた。
りいやがなにをするかと思うと、
いきなり、誰かのバックをあさり、財布を取り出した。
そして、自分のケータイも一緒に、誰かのロッカーにつっこんだ。
「ははっ…これであたしは犯人から逃れられる。」
りいやはそうつぶやいて、教室を出て行った。
あたしはりいやが行ったのを確認して、ロッカーが誰のものなのかを確認した。
「…菜ノ香っ…」
あたしはその場から逃げた。

