桐子…。
桐子はあたしの味方。
あたしをいじめるわけないよね…??
「そうだね…」
……え?
桐子…?
りいやから卵を持たされている桐子があたしにはみえる。
なにこれ。
…幻覚?
だって…今あたしの目の前で…
桐子が持っているものはなに?
ねえ、桐子。
あなたの手の中にあるものは一体なに…?
あたしの目の前で…
何がオコッテイルノ…??
桐子はあたしを信じてくれるんじゃないの?
そう、私に言ってくれたよね?
"あたしは信じてるよ。菜ノ香のこと…"
あれは嘘だったの…??
「ごめんなさい!!…菜ノ香!!」
桐子がそう叫んだ。
その瞬間、体に痛みが走った。
「うけるんだけど、これ!!桐子もっとやれ!!」
そうりいやに言われ、ヒートアップする桐子。
桐子は目をつむってなげてる。
桐子はあたしを嫌ってない。
顔をみればわかる。
とても悲しい顔。
桐子は私を信じてる。
私は桐子を信じる。
そう、自分に言い聞かせるのに、精一杯。
心が痛いよ…。

