ザァァァァ
大きい風がふく。
「あ…髪の毛が…」
桐子が、そう呟いた。
あたしはその時気づかなかった。
桐子は前はそんなこと気にしてなかったということに…。
とても女の子らしくなった…。
でもそれは今の時期じゃ普通のことだし、私は気にしてなかった。
私は心から信じられる"心友"と"信友"を手に入れた。
「あたしは信じてるよ。菜ノ香のこと。だからお互いに助け合って行こうね。」
この言葉に二言はないよね?
そして信じるということがウソになるとは思ってなかったし、
助け合うということが全て桐子の為の言葉だったってこと…。
それに気付くのはまだまだ先の話…。

