心を曇らせて深い足どりで学校へ向かう。 あの日から変わらない朝。 靴を脱いで自分の下駄箱へ向かう。 ……気分があがらない。 下駄箱に靴をいれて、扉を閉めた。 あえて、上履きは出さない。 理由は…なんとなく分かるだろう。 鞄から、家から持ってきたスリッパを取り出し、履いた。 前から同じクラスの友達がやってきたが、すれ違うだけで目も合わせない。 もちろを挨拶もかわさない。 そして重い足どりで階段を一段一段あがっていった。