年下意地悪王子様



「椿からとか珍しい〜♪」

「翔音にぎゅうするの好き…。」


「うわっ」


「…え?嫌だった?」





涙目になりながら、翔音を見上げる。






「いや…。見ないで。」







すぐに、目を隠された。…けれども少し見えたよ?…顔赤くなってた。










「翔音。」


「ん?」


「これからも一緒に居てね。」


「当たり前♪椿が嫌って言っても、はなしてやんない。」










私、幸せ。



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