「うん!」と明るく返事をする郁。 朝香は大きくため息をつき、テーブルの上で両腕を組んで、ふてくされた顔を乗せていく。 「洋介くんを誘えば良いじゃん」 クスクス笑うあたしは、まだ好きな相手に告白をしていない彼女にそう言った。 「洋介ぇ?」と悩み始める彼女。 あたしと郁は顔を見合わせて、ニヤニヤしていた。 夏休みに入る前、あたしたちは洋介くんから聞いてるんだ。 花火大会に朝香を誘って、告白しようとしている洋介くんの計画を……。