ひだまり

昇降口について心と一緒に背伸びをしてクラス表をのぞく。

「ん~、何組かなあ?」

「心の名前見つけたらいうね♪」

「ありがと☆」

しばらく無言になり、自分たちの名前を探す。

1-1にはあたしの名前も心の名前もない。

1-2・・・・・・・・・・

「あった!!」

あたしは、心の名前を見つけた。

「心、1-2だあ。あたしも一緒かなあ?><」

でも、よくみてもあたしの名前は1-2にはなかった。

「ああ、残念・・・陽毬の名前は1-3にあるよ。」

そういって心はあたしの名前を指差す。

「あうう・・・でも、まあ隣でよかった☆」

「そういえば、輝と瑞は?」

「ぶ!!笑 陽毬、やっぱり輝と一緒じゃん!」

1-3の表をよくみると、輝の名前があった・・

本当はうれしいけど少しはずかしいから、嘘を言ってみた。

「げえッ!!最悪~><また輝一緒かあ!!
 でも、心も瑞と一緒だよ??笑」

横目で1-2の表を見てたら瑞の名前を見つけたので
話をそらしていってみた。

「うあ~、でも友達いないよりはましかも><;」

心も、少しごまかしていた。