近づこうとしたらみずほがそれを止める。
「こ、こないで!あたし、最低だから!たっくんのことわがままで勝手に困らせてあたしの一方通行ってわかってるけど、我慢できなくて…っ!」
気づけば、みずほのことを抱きしめてた。
自分でも、いままでの苦労とか悩みはどこいったんだ、ってくらい素直になってた。
「一方通行なんかじゃねーよ。それに、いいじゃんわがままでも」
わがまま言われてんのは甘えられてるってことだろ?
………悪くねぇな。
「………え?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…