あと少し。 あと少しだけでいい 美貴のそばにいたかった。 美貴、美貴… ごめんね、美貴 後悔するほど辛い思いをする気がした。 自分にできたことは何か。 後悔の波が押し寄せる。 私は最低だ。 枕に顔をうずくめた。 今夜は一睡も寝れなかった。 翌日 学校に行こうか迷った。 でも今うじうじしたって 何も始まらない。 一歩前に出たかった。 家を出て学校へ向かう。 ガラッ 教室に入った