翌日ー
ガラッ
静香「おはよう」
「なんだよ急に」
ざわざわ
クラスはざわめく
いつもの光景とは少しちがかった。
歩花がこっちを見て微笑んでくれていた。
私は少し勇気がでた。
静香「もういじめなんてやめて。あんたたちの思惑通りには行かないんだから。」
女子「は?調子のんなよ、クズ」
女子「まだやられたいんでちか-?」
静香「あんたたちが何をしようと私は負けない。正々堂々戦うから。ガキみたいなことしないでよね。美貴に笑われるわよ。」
女子「はっ…な、なにあんた」
女子「美貴はあんたを恨んでるに違いないわよ。!」
そのときだった。
ガタッ
歩花「恨んでない!」
静香「歩花…」
女子「は?←証拠は?」
歩花「なんであんたたちなんかに言わなくちゃいけないの。大体あんたたちが静香をいじめる権利あんの?」
女子「な、なによ!」
女子「今更遅いわよ!」
歩花「遅い?止めるからには変わりないじゃない。静香、いままで見て見ぬふりしてごめんっ。」
歩花は机をたって謝ってくれた。
静香「う、ううんっ、ありがとう!」
嬉しかった。
久しぶりに覚えた感情。

