「座んな?」 先生が座っている正面にあたしは座る。 ここに座ると顔が近く感じるの。 だから、先生が余計かっこよく見えて。 胸のどきどきが止まんないの。 心臓っ うるさぃ/// どきどき・・・止まんないよ/// 「音羽?はじめていい?」 下を向いているあたしに異変を感じたのか、 新太先生はあたしに確認を取ってから勉強に入った。 新太先生って。 ほんとに顔が整っててきれい。 かっこいい。 あたしとは全然合わない。