ごにょごにょごにょ… 至近距離にいるのに、アイリーンには全く内容が聞き取れない。 首を傾げていると、唐突にヒースコートが叫んだ。 「は!?エリオット!?お前!なんでそんなこと知って!?」 「ふふっ…頑張って」 手をヒラヒラと振って今度こそ去っていく癒し系腹黒船医。 「何が、頑張ってだ…。あの野郎」 (一体、何を言われたのでしょうか…?) ヒースコートは盛大な溜息を吐き出しながら、自分の船室へ向かうべくさらに階段を下りていった。