「ご苦労だったなジャッキー」 ヒースコートよりも男らしい低い声が響き、アイリーンは恐れで震えた。 「船長、オレ達には労りの言葉なしっすか?」 レイバンが冗談まじりで言うと、船長ダリウスはニヤリと笑った。 (船、長…?) アイリーンは堂々と目の前に立っている長身の金髪男性を見やった。 目が合うと、彼は極悪そうな笑みを浮かべて言った。 「ようこそ、海賊船へ」