一方、大広間からやや距離があるミルフォード家の屋敷の回廊では、窓がド派手な音を立てて壊されている真っ最中だった。 「船長!侵入可能です!」 眼鏡の似合う男ランバートが叫んだ。 「よし!割るのやめ!!行くぞ!!」 船長ダリウスが号令を出すと、荒くれ者達はガラスが粉々になった窓から屋敷内へドカドカと踏み込んでいった。 「きゃああ!!」 「ひっ!?し、侵入者だー!!」 廊下の途中で出会う使用人やメイドを剣や銃で脅しつつ、広間を目指して走る。