死や病気、怪我などで船を降りる者や逆に志願してくる者などのおかげでころころと人数が変わるが、だいたいいつもその程度に収まる。
彼らには人種や国籍など関係なかった。
流れつく者の全てを受け入れ、去りゆく者全てを見送る。
「行くぞ!!!!」
それが俺様船長ダリウスが率いるクレマン海賊団なのだ。
「狙うはギルバートの首!!今日こそは奴のドタマかち割ってやるぞ!!」
吠えながら鎖やロープを巧みに使い、崖をよじ登っていく戦闘派部隊。
「うわ~…オレ、どうしよう…」
行くか行かないかで戸惑っているロディに、やんわりとした声がかかった。



