急ぎ足でアイリーンがいるであろう宝物室に向かう。
「アイリーン!!」
勢いよくドアを開けたら、せっせと宝石を磨いている彼女の姿が目に入った。
「怪我は!?」
一直線にアイリーンのもとへ駆け寄る。
「い、いえ。平気ですよ」
「そうか。良かった」
「ちょっとヒースコート。アンタまた派手に大砲ぶっ放したわね?アイリーンがびびってたわよ」
「怖かったか?なら無理するな。もう部屋で休むといい」
「アンタね。アタシは無視かい」
ぶつぶつ言っているキャンディスをスルーして、ヒースコートはアイリーンを部屋から連れ出した。
「あ、あの、まだお仕事が…!」
「問題ないさ。キャンディス一人で十分だろう」
気になってキャンディスの方を見るとニヤニヤしながら手を振っている。



