目の前に立っているのは、ずっと会いたくて仕方なかった人。 毎日毎日、思ってた人。 「来るのが遅いぞ、馬鹿悠太!!」 「ごめん、でも真奈美がまっててくれたから」 ぎゅっと私を抱きしめる悠太の手の温もりはあの頃と変わってはいない。 「待ってるっていたじゃん」 「知ってる、真奈美…俺と結婚してください」