「無理はだめだぞ、藍莉」 「大丈夫だよ、いってきます!」 「いってらっしゃい」 ぼさぼさの髪の毛で 武将髭顔のお父さんは手を振って 私が家を出るのを見送っていた。 (洗濯物ちゃんと洗ってねって 言うの忘れたなぁ…) 家を出て思い出した。 でも、学校から帰って 私が洗えばいいか。