【短編】 片想いの理由




ー好きは、私の思い通りにならないー



今日も思い通りになってくれない。


HR前の朝。


「俊くん俊くん♪」




自分の席で私は本を読んでいた。




女の子がある男を呼ぶ声に私はピクッと耳が動いた。





「おーいー!!
朝からイチャつくなよー!!
バカップル!!」




「あんな可愛い彼女がいるなんて…。
ずりーぞ!! 俊平!!」



「お前 彼女いんのに浮気かよ!!」



笑いながら男子が話してるのが耳にはいる。





本当は聞きたくない話だけど
聞こえてしまう。