次の朝、私は叶波と桐島華のところに来た。

…今は急展開だ。

「…おい、叶波」

「なんですか?」

「これはな…」

「?」

「…事件じゃないぞ」

「はい?」

「「…」」

やっぱそうなった。

「そうですよね?華さん」

私が桐島華にきくと…

「はい、そうです♪」

叶波を見て見ると…

固まってるww

「おーい、叶波くーん、大丈夫か~」

叶波か震えだした。

怒ってるのか?

「どうゆうことですかッ!」

「…ニセの殺人事件だ」

「ニセ?」

…今まで気づいてなかったのか…

「これは実際に体験をしてない叶波のためにやったことだぞ」

「「…」」

そうなるよな…

「つまりドッキリ的なことですかッ!」

「あぁ、そうだ」

「じゃあ、隆司さんは…?」

「生きてるぞ」

「「…」」

…無言はそんなに好きじゃない…

「だって…え?」

叶波はまだわかっていないようだ。

「ちなみに…」

「これは私が偶然、入江隆司が特殊メイクで遊んでいたところをみた」

「で、私はこれを使おうと思ったんだ」

「あと私の飼い猫の首輪についていたカメラが偶然とったので」

「私が実際見たわけじゃない」

ちなみに猫は53匹飼っている。

「…それで、皆さんに協力してもらったわけだ…」

「だってテレビに…」

叶波はめんどくさい。

「あれは叶波のところだけ、私が頼んだんだ」

「「…」」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえッ!」

「…叫ばなくたっていいだろう」

「な…なんでそんなことができるんですかッ!」

なに、当たり前のことを聞いているんだ。

「神童財閥なめるなよッ!」

私は怒鳴った。

「つまり…アリアさんが…神童財閥の…力で?」

「あぁ、そうだ」

もうめんどくさい。

「あと入江隆司の指は特殊メイクで作った偽物だ」

めんどくさい。

「もう、分かったか?」

「…はぃ…だいたいは…」

「じゃあ私は眠いんだ、帰る」

「えぇッ!?」

「じゃあな~」

これで事件は終わった。