土曜日だっていうのに事件らしい
事件ってのは少ないのに…
なぜよりによって休日に事件になるんだぁぁぁぁぁぁぁあ!?
休日くらいとらせてくれよッ!
って言う前に…自己紹介…
いま俺の隣で長い黒髪をなびかせている女性は神童 アリア。
名字が神童だからか、小さいころ神童だった。
名前がなぜアリアだと外国人っぽい名前だというと、クォーターだからだ。
あと聞いた話だと相当な金持ちらしい。
頭脳はずば抜けてすごいくせにふざける場面が多い。
とにかく謎が多い。
そして俺は、奈々原 叶波。見ての通り、男だ。
名字も名前も女みたいなのはすっごく気にしているから気にするな。
俺はアリアさんの助手をやっているんだが、いつも振り回されている。
で、今回の事件はどうやら殺人事件…らしい。
まず被害者は入江 隆司。
33歳だというのに独身で一人だとさびしいからなのか犬を飼っていた。
そして第一発見者は桐島 華。
いかにも若そうな名前だが実際は49歳。
えーっと…まず桐島さんはおかずを作りすぎてお隣さんの桐島さんにおすそ分けに行ったら、…桐島さんが倒れてた…ということだ。
ちなみにそこには入江さんの愛犬が血まみれでいたらしい。
しかも、入江1さんの指をくわえて…。
俺はグロテスクな物など苦手だ。
「ふーん…犯人は犬にやらせたか、犬がやったか、犬が助けようとしたか…」
突然アリアさんがしゃべりだした。
「犬がやるってことは無いでしょう?」
俺はそう言ったら…。
「だって犬はセント・バーナードだろ?」
どういう意味だ?
そう思っていたら俺の心を読んだように喋り出した。
「セント・バーナードは優しい反面、訓練などしないと凶暴性もあるんだぞ」
不思議に思った。
「あれ?セント・バーナードっておとなしいってよく聞きますけど?」
「ガセネタだ」
即答。
沈黙が続いた。
けれど、そんなに長く沈黙は続かなかった。
「おい、行くぞ。」
アリアさんが言った。
「えっ!どこにですか!?」
突然言われ、驚いた俺は聞いたら…。
「お前はバカか?第一発見者の所だよ!」
あぁ…またバカっていわれた…。
「早く行くぞッ!」
「はいッ!」
俺は早足のアリアさんについて行った。
事件ってのは少ないのに…
なぜよりによって休日に事件になるんだぁぁぁぁぁぁぁあ!?
休日くらいとらせてくれよッ!
って言う前に…自己紹介…
いま俺の隣で長い黒髪をなびかせている女性は神童 アリア。
名字が神童だからか、小さいころ神童だった。
名前がなぜアリアだと外国人っぽい名前だというと、クォーターだからだ。
あと聞いた話だと相当な金持ちらしい。
頭脳はずば抜けてすごいくせにふざける場面が多い。
とにかく謎が多い。
そして俺は、奈々原 叶波。見ての通り、男だ。
名字も名前も女みたいなのはすっごく気にしているから気にするな。
俺はアリアさんの助手をやっているんだが、いつも振り回されている。
で、今回の事件はどうやら殺人事件…らしい。
まず被害者は入江 隆司。
33歳だというのに独身で一人だとさびしいからなのか犬を飼っていた。
そして第一発見者は桐島 華。
いかにも若そうな名前だが実際は49歳。
えーっと…まず桐島さんはおかずを作りすぎてお隣さんの桐島さんにおすそ分けに行ったら、…桐島さんが倒れてた…ということだ。
ちなみにそこには入江さんの愛犬が血まみれでいたらしい。
しかも、入江1さんの指をくわえて…。
俺はグロテスクな物など苦手だ。
「ふーん…犯人は犬にやらせたか、犬がやったか、犬が助けようとしたか…」
突然アリアさんがしゃべりだした。
「犬がやるってことは無いでしょう?」
俺はそう言ったら…。
「だって犬はセント・バーナードだろ?」
どういう意味だ?
そう思っていたら俺の心を読んだように喋り出した。
「セント・バーナードは優しい反面、訓練などしないと凶暴性もあるんだぞ」
不思議に思った。
「あれ?セント・バーナードっておとなしいってよく聞きますけど?」
「ガセネタだ」
即答。
沈黙が続いた。
けれど、そんなに長く沈黙は続かなかった。
「おい、行くぞ。」
アリアさんが言った。
「えっ!どこにですか!?」
突然言われ、驚いた俺は聞いたら…。
「お前はバカか?第一発見者の所だよ!」
あぁ…またバカっていわれた…。
「早く行くぞッ!」
「はいッ!」
俺は早足のアリアさんについて行った。

