「…ありがとな、ちゃんと大切に食べさせてもらう」 『…うん!』 真っ直ぐ先生を見ると、先生はいつもと同じようにまた笑ってた。 「俺はお前らみたいな、生徒を持てて良かったよ、卒業まで頑張ろうな」 『…うん』 ちゃんと紙袋を手のひらに握って歩き出す先生の背中をジッと見送ってから、私はゆっくり教室に戻った。