『よし!完成だね』 友達のチョコレートとは少し違って、先生のだけ特別なんだよ? …先生は知らないだろうけどね。 ふぅ、と一息着いてから洗い物を済ませてからもう一度、ピンクの小さな箱のリボンを整えてから紙袋へとしまった。 明日の放課後、先生に渡そう! そう決めただけで少し緊張してる自分の頬を軽く叩いて、気持ちを引き締めて私は明日の用意をして眠りに着いた。