おはよーとみんながきゃーやあーあーと落ち込んだり、叫んだり、しているひとがいた。



(うっせぇーなぁー)




内心そう思った。




靴箱に靴をいれる…



(今日はいいことあっかなぁー!)






そう考えながら、階段をあがる。






(そういや、琴音にひどいこと言ったなぁ…)



俺は後悔しながら、歩いた。





すると、女子達が俺の前にきて



[あのー、同じくらすの、坂井素子(さかいもとこ)ですけど、よろしくお願いします!]



と俺に笑顔で微笑んだ。





(可愛すぎる…)






俺は、


[おうっ]


と照れながら答えた。







すると素子の顔が赤くなった。




[し…し…失礼しますー!]







といって、いい香りをただよわせて、去っていった。



俺は


(この女やばすぎる…)



と微笑んだ。





教室について、手帳を落としたことに気がついた。




(あっ!やっべぇーーっっ!)



俺はダッシュで階段を降りる…



曲がり角で、きゅっと曲がった




ドンッ!!!




誰かにぶつかった。



[いったぁーーー!]



(誰だよ。)



俺は顔を見た。するとその人は琴音だった



(琴音かぁ…あっ!)



俺は琴音に話しかけた




[あのさぁ]




俺は思いきって聞いた。




すると、顔を真っ赤にして、俺を見た。



[な…何ですか?]