「あの棚を浮かしてみてっ!!」
「あぁ。」
亜紀が腕を上に上げるとブワァ〜っと棚が浮いた。
「わ…。」
思わず声を出してしまった。
嘘でしょ…。
本当に棚が…
「浮いちゃったの?」
「お、俺すげー…。」
あんたまでビックリしてどうすんのよ…。
呆れた目で亜紀を見ていると
「亜紀君がすごいんじゃなくて僕が凄いんだよーっ!!」
確かに…。
「まだまだ力有り余っちゃってんだけど…菜那も魔法使いになる?」
いやいや明らかに目の下に隈出来てるんですけど…。
絶対疲れてるでしょ…。
「いーよいーよ。今日はいーでーす。」
かなり棒読みですがちゃんと断れた。
「えー…。」

