-指先で贈る君へのキモチ-


瑠南はなつっこいのか、
手を繋ぎながら教室へ向かった。


初めての教室。
ざわつくクラスメイト*゚


ドキドキが止まらなかった。


先生が挨拶してた時だった。


ガラッ


「はよ-すっ」


私の頭の中が白に染まる。



茶髪短髪で
耳軟骨にピアス、
身長高くて、
いかにもちゃらい。


まさにタイプ。



瑠「あ-ゆ-のがタイプなのお?」

夢「え、そんなんじゃ!」

瑠「耳赤いぞ-?笑」

夢「ちがうてばあ!照」


耳をさわられてくすぐったくなった私は体をねじらせる。


そのときだった。


瑠「わっ!」

翔「ん」


頭がぶつかってしまった。


瑠「わわわ!ごめんなさいっ」

翔「ん、うん」


ドキドキが止まらなかった。


なんか見られてるなあ?
ちらっと隣を見た。


ジーッ


翔「可愛いね君」

瑠「え?!嫌、可愛い?」

翔「遊びにいこっか♪」

なにいってんの←
この人! 笑